令和6年9月県議会 公安委員会(警察署の再編について、長岡地域における警察署の再編について)
2025.05.27
◆諏佐武史委員 お願いします。私からはまず、警察署の再編についてお話を伺いたいと思います。先日、私、地元の長岡市である駐在所を二つ、これからなくして近隣にある幹部交番に機能を統合するという話を伺いました。そのときにもいろいろお話を伺ったのですけれど、例えば交番が増えたり減ったり、あるいは駐在所をなくしたりするというのは、管轄する人口やあるいは建物の建て替えの時期に合わせて行うということで説明を頂いたのですが、駐在所がなくなるとか交番がどこかと機能が一体化してしまうということになると、地域の住民からすると非常に影響が大きい部分になってくるのかなと思いましたので、改めて伺うのですが、まずは、改めて警察署、機能の再編、統合などについての大まかな考え方について伺います。
P.26 ◎答弁 山田鎌司警務部長
◎山田鎌司警務部長 警察署、交番、駐在所の再編、整備の考え方についてでありますが、これらの再編、整備につきましては、将来的な人口の推移や交通網の整備などの地域情勢、また治安情勢を見極めながら、我々の限られた人的リソースにおいて警察機能を最大限発揮できるよう検討することといたしております。
P.26 ◆質問 諏佐武史委員
◆諏佐武史委員 分かりました。ではすみません、最後の質問ですが、このまま私の地元の長岡の話になり恐縮なのですけれども、長年の懸案事項ということで伺っておりますので、聞きたいと思うのですが、今、私の地元の長岡市では、長岡署と与板署というものがございます。特に長岡署は、合併前からの長岡と栃尾あるいは越路で、合計で26個の交番と駐在所を管轄しておるということです。県内のほかの警察署と比較しても、かなり広範囲を、長岡署で管轄されているのかなと思うのですが、一方で隣の与板署は、管轄する交番と駐在所は7か所となっておりまして、実際はどうか分かりませんが、見た目からはかなり年数がたっていて建て替えの時期も近いのではないのかなと感じておるところであります。 今、柏崎刈羽原発の再稼働についてもいろいろな議論がある中で、原発事故が起こった場合に、寺泊や出雲崎といった海岸沿いも受け持つ与板署は大きく影響を受けると思いますし、現在の規模で対応が可能なのかという、近隣住民のかたの不安の声もあるわけであります。 そこで、昔から地域の、特に長岡市信濃川を挟んで川東、川西と言いますけれども、川西の地域のかたからは、川東だけではなくて川西にも新しい警察署を造って、今の長岡署の負担を軽減させて、それぞれに必要な人員を配置すべきではないかというお声もあるみたいですし、私もそちらのほうが適正になるのではないのかなと思うのですが、最後にこの点についてお考えをお聞きしたいと思います。
P.27 ◎答弁 山田鎌司警務部長
◎山田鎌司警務部長 長岡地区における警察署の再編、整備についてでありますが、警察署の再編、整備につきましては、先ほど答弁をさせていただきましたとおり、地域情勢や治安情勢を見極めながら検討することとしておりますが、現時点、長岡地域における警察署の再編は検討しておりません。なお、災害や重要事件の発生などに際しましては、警察本部による支援のほか、警察署相互間の協力や初動応援などによりまして、県警察を挙げて迅速、適確に対応しているところであります。