令和5年12月県議会 公安委員会(県警における女性の活躍について)
2025.05.27
◆諏佐武史委員 諏佐です。私からも一点だけ質問をさせていただきます。 私からは、県警における女性の活躍について伺います。今、新潟県警察では、警察官に占める女性の割合が10パーセントほどになっているということで伺っております。拝見しても女性のかたの比率が、ほかのところに比べると少ないのかなということを、前から思っていたわけなのですけれども、それは、いろいろ、それぞれ特性もあるので、そういうところもあるのかなと思うのですが、採用された女性の活躍を推し進めるためには、職場環境の整備が必要と考えておりますが、この辺について、県警の取組について伺うのと、また女性の幹部登用について、10年前からどのように推移しているのか、まずお伺いします。
P.25 ◎答弁 山田鎌司警務部長
◎山田鎌司警務部長 まず、県警察における女性警察官の活躍推進のための職場環境の整備に係る取組についてでありますが、県警察では平成23年の6月に、女性職員コミットメント10年プロジェクト、また平成28年3月には、ワーク・ライフ・バランス等の推進のための取組計画を策定いたしまして、各種取組を推進してきたところであります。具体的には、例えばとなりますが、女性のみ参加の意見交換会開催によるキャリアアップの推進、サポート・メンター制度による勤務経験が少ない職員や、育児休業取得職員に対する経験豊富な職員からの指導、助言の実施等を推進しているところであります。 次に、女性警察官の幹部登用に係る10年前からの推移についてでありますが、なお、幹部につきましては、警視及び警部の階級にある者を指すということにさせていただきますけれども、この幹部につきましては、10年前の平成25年は2人でありましたが、今年は出向中の警視が1人おりますので、これを除きまして10人となっております。なお、警視、警部の警察官に占める割合につきましては、平成25年は 0.5パーセントでありましたけれども、本年は 2.5パーセントにまでなっているということでございます。以上です。
P.25 ◆質問 諏佐武史委員
◆諏佐武史委員 分かりました。女性の幹部の登用についても10年前から比べると進んでいるということがよく分かりました。ありがとうございます。では今、一部、御答弁でも頂いたのですけど、女性の職員の出産や育児休業の取得推移と休暇を取りやすい環境整備に向けた取組について伺います。
P.26 ◎答弁 山田鎌司警務部長
◎山田鎌司警務部長 まず、県警察における女性職員の出産、育児休業の取得推移についてでありますが、過去5年間における産前休暇、産後休暇及び育児休業の取得率につきましては、いずれも 100パーセントとなっております。 次に、休暇を取りやすい環境整備に向けた取組についてでありますが、県警察では、出産、育児にかかわる費用に対する経済的支援制度の周知啓発、出産を間近に控えた職員の不安解消を図るための産前セミナーの開催、育児休業明け直後の円滑な職場復帰の支援を図るためのリフレッシュセミナーの開催など、休暇、休業を取得しやすい職場づくりの取組を行っているところであります。