日記

4月臨時会の報告(住民投票条例案)

2025.04.23

今月18日、柏崎刈羽原発の再稼働を問う住民投票条例案を審議する臨時会最終日で、条例案は否決されました。

賛成ー未来、リベラル、無所属で16、

反対ー自民、新政、公明で36 でした。

結果は受け止めますが、知事は再稼働について「県民の信を問う」を公約して当選されていながら、ここまできても具体的な内容について言及がなかったことや、

県民投票した場合のコスト論、県財政への影響、他県でも可決された試しがないことを反対理由とされていたことは少し無理があるだろうと思いました。

他、「二者択一は多様な意見を把握できない」という知事意見がありましたので、一般質問で

「信を問うにあたり県民の意向を網羅的に把握できる住民投票&幅広い属性を対象とした公聴会やアンケート等、組み合わせるハイブリッド方式の把握の仕方もある」と指摘しましたが、

「それを取る必要がありますか」等、自己矛盾ともとれる答弁もあり、概ねかみ合っていなかったと感じました。

ただ、否決されたとはいえ、県民143,196人の思いや、署名を踏まえた今臨時会における議論は大きな意義があり、

再稼働判断を迫られている県や、県議会、また国の原発議論にも影響を及ぼしていくと感じます。

署名運動に携わられたすべての関係者各位に敬意を表する次第です。

なお、私は脱原発を掲げる立場ですが、

再稼働の判断は知事の公約通り、県民の信を問い、民主的に判断されるよう引き続き取り組んでまいります。

お問い合わせ

すさ武史への激励・ご意見・ご質問がございましたらお気軽にご連絡ください。

お問い合わせ