日記

2月25日議会運営委員会協議事項について

2021.02.19

長岡市議会では、今月25日の議会運営委員会で「質問者は、次の質問に移る際、答弁に対する意見を述べてはならない」という趣旨の申し合わせ事項を明文化することが諮られることになりました。

答弁に対し要望で終わる事を禁ずるものであれば理解できますが、意見まで禁止するのは行き過ぎた抑制だと考えます。地方自治における二元代表制・機関対立主義の趣旨から考えると、行政サイドからの要請であればまだしも、議会自らが発言の幅を狭めるのは慣習法である会議原則に反することになります。

この規定が明文化されても、一括方式の質問はほぼ影響を受けませんが、一問一答方式の質問を行い、ほぼすべての答弁に意見・コメントを述べてきた関貴志議員や私は、それらの機会が大きく制限されることになります。そもそも、議会における発言自由の原則は最大限保障されるべきと思いますが、それを制限する重大な案件を民主的な手続き(少なくとも全議員参加のうえで議論・検討は必要だった)を経ずに突然「お諮りいたします」とする意図はなんなのでしょうか。

申し合わせ改正案は「一般質問は、要望や意見の表明で終えず、その発言の最後は質問形式で終わる事とする。なお、本号の規定は、当該一般質問に係る最小の項目ごとに適用されるものとする。」

本件に関しては無所属4名が反対の意思表示をしており、議運委員会で委員外発言を行い見解を質す考えです。

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