長岡市の新型コロナ対策　（4/21記者会見）

市は、昨日4月21日の記者会見で、

1　大型緊急経済対策
2　市民基幹病院の医療体制の強化支援
3　生活困窮者への支援拡充
4　特別定額給付金室の設置
5　感染拡大防止策の強化

を実施することを発表しました。　以下、記者会見資料から抜粋です

大型緊急経済対策については、4月1日から実施している制度融資の拡充などの緊急経済対策に引き続き、第２弾の経済対策となります。
今回の経済対策については、中小企業や個人事業主の事業継続に向け、事業所の家賃負担を軽減する「長岡市事業継続緊急支援金」と、「雇用調整助成金活用促進補助金」を創設しました。

1-1　 長岡市事業継続緊急支援金

内容：事業所の賃貸借契約に基づく賃借料の３カ月分相当で、常時使用 する従業員が１０人以上の場合は３０万円を上限、９人以下の場 合は１５万円を上限に給付（１回限り）

対象： 市内に本社など主たる事業所を有する中小企業や個人事業主で、 次の要件を満たすもの
①業種 全業種（卸売業・小売業、宿泊業・飲食サービス業など）
②売り上げ 令和２年２月から５月までのいずれかの月における売上高と 前年同月の売上高を比較して３０％以上減少していること
③努力義務 雇用の維持（雇用調整助成金の活用）や事業継続のための 活動（貸主や取引先・金融機関との交渉、感染防止に向けた 密集対策）

1-2　 雇用調整助成金活用促進補助金

内 容： 雇用調整助成金の申請手続きを、社会保険労務士に委託する手数 料について、１０万円を上限に全額補助（１回限り）

対 象： 市内に本社など主たる事業所を有する中小企業や個人事業主で、 次の要件を満たすもの
①常時雇用する従業員が２０人未満の事業所
②雇用調整助成金の特例措置を受ける事業所

1-3　現在検討している支援策

（１）民間の知恵を活用した経済活性化活動 業界団体等から下記テーマで提案型事業を公募し、その経費支援を行う。 ・生産性の回復に取り組む事業（調達の共同化、テレワーク導入） ・顧客を新たに創出または呼び戻す事業、販促キャンペーン など

（２）飲食店の出前や持ち帰りなどのＰＲ 市民に対して「おうちでお店ごはん」を呼びかけて飲食店を応援。テイク アウトなどのチラシを市役所などの公共施設でも配置

2　 市内基幹病院の医療体制の強化を支援

内 容 ：重症者を含む感染者への適切な医療の提供を行うとともに、院内 感染等のリスクを最小限に抑えるため、市内基幹病院が購入する 医療機器、物品等に対して市独自の補助を実施
補助対象 人工呼吸器 軽量移動型デジタルＸ線撮影装置 フェイスシールド、防護服等

3　生活困窮者への支援拡充

休業等の影響を大きく受けることが想定されるひとり親家庭（児童扶養手当受 給世帯）に対して、いち早く経済的支援を届けるため、市独自に児童扶養手当支 給額の上乗せを行います。
（１）支 給 額 １世帯あたり一律４万円（児童扶養手当１カ月相当分）１回限り （２）対象者数 約 1,560 世帯
（３）支給時期 ５月下旬（予定）

4　特別定額給付金室の設置

5　感染拡大防止策の強化

１ 保育園・幼稚園・認定こども園及び放課後児童クラブの利用に関する協力のお願い
保育活動等における感染の機会を可能な限り減らすため、保護者に対し、各家 庭での保育が可能な場合は、自宅で過ごしていただくよう呼び掛けます。
（１）呼び掛ける期間 ４月２５日（土）～５月１０日（日） ※今後の状況により期間を変更する場合があります。
（２）利用する際の注意喚起 仕事など家庭の事情により利用する場合は、園児・児童の体温・体調を確認し、 発熱など体調不良の場合は利用を控えていただくよう依頼します。
市有施設の臨時休館等について 現在休館している３３０施設に加え、新たに道の駅など３０施設を５月６日 （休・水）まで臨時休館します。 また、５月１日（金）を予定していた５施設のオープンを当面延期します。 これにより、合計３６５施設を休館・休止とします。