議会での活動

令和5年6月県議会 公安委員会(交通事故の発生状況について)

2025.05.27

P.22 ◆質問 諏佐武史委員

◆諏佐武史委員 未来にいがたの諏佐武史でございます。私も、まず電動キックボードについて質問をさせていただこうと思っていたのですが、先ほど市村委員から同様の趣旨、同様の質問があったので、ここは省略させていただいて、まず、交通事故の発生状況について先に伺わせていただきます。新型コロナの感染症が5類感染症に位置づけられてから、県民の行動が活性化されるわけですが、この前、6月末の段階で、交通事故の発生件数、そして死者数と負傷者数が昨年度に比べてプラスになっているということであります。そこで、まず改めて県内で発生している交通事故の発生状況について伺います。

P.22 ◎答弁 本田比呂志交通部長

◎本田比呂志交通部長 県内で発生する交通事故の発生状況についてでありますが、令和5年6月末現在の速報値で、発生件数 1,358件、死者数21人、負傷者数 1,535人となっており、前年同期と比べ発生件数は69件、死者数は2人、負傷者数は35人、いずれも増加しております。

P.22 ◆質問 諏佐武史委員

◆諏佐武史委員 分かりました。次に、県内で発生している死亡事故の特徴について伺います。

P.22 ◎答弁 本田比呂志交通部長

◎本田比呂志交通部長 県内で発生する死亡事故の特徴についてでありますが、令和5年6月末現在の交通事故死者21人中、車両単独事故による死者が5人で、前年同期に比べ6人減少している一方、歩行者の死者は10人で、9人増加しております。特に歩行者の死者10人の内、高齢者は8人で、前年同期に比べ7人増加していることが特徴となっております。

P.23 ◆質問 諏佐武史委員

◆諏佐武史委員 事故の状況などについて、よく分かりました。最後の質問になりますが、交通事故が増加していることを踏まえた県警の対策について、こちら最後に伺います。

P.23 ◎答弁 本田比呂志交通部長

◎本田比呂志交通部長 交通事故が増加していることをとらえた県警の対応についてでございますが、県警察といたしましては、高齢歩行者が被害に遭う死亡事故が多いことから、高齢者事故の分析を行ったうえで、その特徴を踏まえた対策を関係機関、団体と連携し、推進しているところであります。具体的な対策といたしましては、高齢歩行者に対する交通安全教室や街頭イベント等における交通安全広報、高齢者世帯訪問等における交通安全指導と夜光反射材の直接貼付、交通ルールを守らない歩行者に対する交通安全指導カード、通称オレンジカードを活用した現場指導を行うなど、被害防止対策を強化しております。また、一般運転者に対しましては、企業等に対する交通安全講習の実施や横断歩行者妨害等の指導、取り締まりの推進などにより、歩行者保護意識の醸成を図っています。

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